食育
2月28日の献立
ご飯、牛乳、さわらの梅みそ焼き、九条ねぎのごまマヨ和え、
かしわのシュシュ(鶏のすき焼き)
<栄養価>
エネルギー:778kcal たんぱく質:38.0g
<鳥取県産の食材>
米 牛乳 さわら 鶏肉 焼き豆腐 にんじん 大根 白菜 梅干し
<栄養教諭より>
今日は三朝町の姉妹都市である京都府城陽市の郷土料理を給食に取り入れました。昨日、三朝小学校の5年生が、オンラインで城陽市の小学生と交流し、それぞれの地域の特産品について紹介しあったそうです。せっかくの機会なので、城陽市の子どもたちがどんな給食を食べているか、城陽市に問い合わせをし、郷土料理を教えていただきました。九条ねぎはブランド京野菜の一つで、ねぎ本来の香りがよく、火を通した時の甘味がとてもおいしいです。かしわのシュシュは城陽市の郷土料理です。かしわとは鶏肉のことです。「シュシュ」というのは、調理しているときの音だそうです。鳥取県郷土料理の「じゃぶ」とよく似た料理ですね。
各地域の産物を上手に活用して、風土にあった食べ物として食べられてきたものが郷土料理です。郷土料理をきっかけに、それぞれの地域のよさをみつけてみましょう。
2月27日の献立
ご飯、牛乳、鶏肉の白ねぎソース、三朝神倉大豆の煮豆、具だくさんみそ汁
<栄養価>
エネルギー:734kcal たんぱく質:31.0g
<鳥取県産の食材>
米 牛乳 鶏肉 三朝神倉大豆 三朝神倉豆乳 厚揚げ にんじん しめじ 大根
白菜 白ねぎ しょうが
<栄養教諭より>
三朝神倉大豆は、三朝町の神倉集落でしかつくることのできない大豆で、一般的な大豆に比べて「イソフラボン」という成分が多く含まれています。イソフラボンは骨を丈夫にする手助けをしたり、女性特有の病気を予防したりしてくれます。三朝町自慢の大豆を今日は煮豆にしました。地域の特産品について知って、食べて、これからも大切にしていきたいですね。
2月22日の献立
コッペパン、牛乳、から揚げ、春雨サラダ、たまねぎとたまごのすまし汁、プリン
<栄養価>
エネルギー:887kcal たんぱく質:33.0g
<鳥取県産の食材>
牛乳 鶏肉 卵 豆腐 にんじん ほうれん草 キャベツ 大根 しょうが
<栄養教諭より>
今日は小学校2年B組のリクエスト献立です。テーマは「うまもおどろく うますぎメニュー」です。メッセージをいただいたので紹介します。「はるさめサラダはさっぱりしていておいしいです。デザートがあるととてもわくわくするからプリンを選びました。」人気メニューのから揚げもあります。2年B組のみなさんに感謝をして、楽しくおいしく食べてください。
3年生卒業お祝いバイキング
2月8日(3年1組)、2月15日(3年2組)に卒業お祝いバイキング給食を行いました。
生徒には、前日の帰りの会で伝えたので、そのサプライズに大喜びでした。
当日の会場は教室ではなく調理室、いつもと違う雰囲気で、楽しそうに料理を選んだり、おかわりをしたり、子どもたちの笑顔があふれていました。
調理員さんも、3年生にとって楽しい思い出になるよう、心をこめて準備してくださいました。
生徒には、バイキング給食や9年間食べてきた給食の感想や思い出を書いてもらいました。
いくつか紹介します。
「卒業お祝いバイキングを食べてみて、9年間の給食を思い出しました。私の1日の楽しみの1つが給食だったので、それがなくなってしまうと悲しい気持ちもします。本当に自分たちは給食のおかげで体が大きくなりました。調理員さんをはじめ、給食に関わってくださった全ての方々に感謝の気持ちでいっぱいです。」
「バイキングができると思っていなかったのでとてもうれしかったし、食べたことがないメニューもあって楽しかったです。今年は新メニューがたくさんあったし、リクエストもたくさんできてよかったです。9年間給食を作ってくださってありがとうございました。」
「小中学校の9年間でたくさんの『おいしい』を食べました。高校ではお弁当になりますが、給食の味は忘れません。ありがとうございました。」
子どもたちの気持ちのこもった感想に、心があたたかくなりました。
卒業まであと少し、思い出に残る給食になるよう、これからもがんばります。
給食をしっかり食べて、高校受験まで体調管理に気をつけていきましょう。
2月21日の献立
ご飯、牛乳、はまちの塩こうじ焼き、野菜炒め、もずく汁
<栄養価>
エネルギー:756kcal たんぱく質:31.2g
<鳥取県産の食材>
米 牛乳 はまち 豚肉 豆腐 にんじん キャベツ たけのこ 白ねぎ しょうが
<栄養教諭より>
今日はもずく汁を作りました。給食で使うもずくは、沖縄県産のものを使っています。沖縄県は国内一のもずくの産地で、沖縄のもずくは太くて柔らかいのが特長です。もずくは食物せんいが豊富で、おなかの調子を整えたり、生活習慣病予防などにも効果があるといわれています。おいしく食べて、元気にすごしましょう。
2月20日の献立
ご飯、牛乳、チキンアドボ、ナタデココフルーツ、ティノラ
<栄養価>
エネルギー:744kcal たんぱく質:27.6g
<鳥取県産の食材>
米 牛乳 鶏肉 にんじん ほうれん草 青パパイヤ しょうが
<栄養教諭より>
今日は、三朝中学校ALTのジョナス先生から教えてもらったフィリピン料理です。チキンアドボは、フィリピンの家庭料理で、お酢をたっぷり使って作ります。鶏肉を酢、しょうゆ、黒糖、黒こしょう、ローリエでマリネしてから焼いて、マリネ液で煮込んで作ります。給食では大量調理なので、オーブンで焼いてから、ソースをかけて仕上げました。ティノラは、フィリピンでよく食べられるスープで、こちらも鶏肉を使うことが多いようです。ティノラには青パパイヤが入っています。青パパイヤはここ数年、鳥取県で栽培されはじめ、特産化に向けて栽培方法の研究や加工品の開発などの取組が進められています。今日のティノラにも鳥取県産の青パパイヤを使いました。
ジョナス先生に感想を聞いたところ「とてもおいしかったです。Perfect!」と言ってもらえました。生徒達にも好評だったので、また給食に出したいと思います。
2月19日の献立
ご飯、牛乳、砂丘らっきょうのそぼろ炒め、おかか和え、呉汁
<栄養価>
エネルギー:705kcal たんぱく質:30.2g
<鳥取県産の食材>
米 牛乳 鶏肉 ほうれん草 小松菜 にんじん らっきょう 白ねぎ しょうが 大根
<栄養教諭より>
今月の保育園、こども園、小中学校統一の郷土料理は、「呉汁」です。「呉」とは、大豆を水に浸し、すりつぶしたもののことで、その「呉」を入れたお汁のことを「呉汁」といいます。日本各地に伝わる郷土料理の一つで、大豆の栄養をまるごと取り入れることができ、体が温まるのが特長です。大豆の栄養たっぷりの呉汁を食べて、元気な体をつくりましょう。
2月16日の献立
ご飯、牛乳、かぼちゃコロッケ、はりはり和え、じゃぶ
<栄養価>
エネルギー:763kcal たんぱく質:25.6g
<鳥取県産の食材>
米 牛乳 鶏肉 焼き豆腐 にんじん 小松菜 キャベツ ごぼう 白菜 白ねぎ
<栄養教諭より>
今日の「じゃぶ」は鳥取県内各地に伝わる郷土料理で、じゃぶじゃぶと汁を多めにして作る煮物なので、この名前がついたといわれています。今のように肉が簡単に手に入らない頃、家で飼っていたにわとりや豚を入れて作っていたそうで、お祭りやお正月などの行事のごちそうとして食べられていたそうです。地域によっては「うぐい」などの川魚が入ります。旬の地元の野菜やきのこ、いも類などの材料がたっぷり入った、これからも伝えていきたい料理の一つです。
2月15日の献立
コッペパン、牛乳、ハートのハンバーグ、ほうれん草のソテー、ミネストローネ
<栄養価>
エネルギー:786kcal たんぱく質:29.3g
<鳥取県産の食材>
牛乳 ベーコン にんじん ほうれん草 キャベツ しめじ 大根 白菜
<栄養教諭より>
今日は旬のほうれん草を使ってソテーを作りました。ほうれん草には鉄が多く含まれています。さらに、血液をつくる葉酸や、鉄の吸収をよくするビタミンCという栄養素も豊富に含まれているので、貧血予防に効果があります。元気が出ない、疲れやすい、すぐ息切れする、立ちくらみがするなどの症状がある人は貧血気味かもしれません。また、スポーツをする人も貧血になりやすいので、ほうれん草など、鉄を多く含む食品を積極的にとるようにしましょう。
2月14日の献立
ご飯、牛乳、さばの甘みそだれ、高野豆腐の卵とじ、豚汁
<栄養価>
エネルギー:778kcal たんぱく質:37.6g
<鳥取県産の食材>
米 牛乳 さば 豚肉 卵 豆腐 にんじん 小松菜 大根 白菜 ごぼう
白ねぎ 干ししいたけ しょうが
<栄養教諭より>
今日の高野豆腐の卵とじに入っている高野豆腐と小松菜は、どちらもカルシウムが豊富な食べ物です。カルシウムは、丈夫な骨や歯をつくるもとになり、成長期のみなさんに特に大事な栄養素です。カルシウムというと牛乳やチーズなどの乳製品に多く含まれますが、他にも高野豆腐や納豆などの大豆製品、小松菜やほうれん草などの緑色の濃い野菜にも多く含まれます。いろいろな食べ物からカルシウムをとって、丈夫な体をつくりましょう。